Chapter1) 恩師との出会い~会社乗っ取り
私が岐阜薬科大学の(故)北村二朗博士(微生物学)と出会ったのは20代で、環境改善をするなら微生物しかないと思ってのことです。毎日押しかけた私は、今でも弟子を名乗っています。
私が質問すると、先生の答えは決まって「和田君はどう思うかね」といわれるだけでありました。そのやりとりが現在の探求心につながったのは紛れもないことで、今でも先生に深謝しております。
特に先生のお言葉で思い出すのは、会社を乗っ取られた時でした。悔し涙が止まらない私に向かって「和田君、今では知らない人がいないエーザイ株式会社でも、最初は6畳一間から始まったんですよ。もう一度いちからやり直そう」との先生の一言に涙がとめどなくあふれていました。
Chapter2) アガリクスの研究そして意外な答え
研究では池の浄化など微生物を応用した開発を行い、成果を上げました。透明度が15㎝ほどの池を、数カ月で10m以上の透明度を達成新しい事業は着々と進んでいました。この時に父が胃がんで入院したのです。
父に少しでも親孝行できたらと思い、探し求めて出会ったのがアガリクス茸でした。 99%のガンが消えたなどと、宣伝は素晴らしいものが謳われていました。当時とても高価で100g25万でした。連作障害で生産が安定しなかったが高値の原因です。北村先生に生産を安定させる研究をしたいのでお力を貸してくださいとお願いしました。
寝食も忘れ、時には朝5時まで実験を繰り返しました。うちは母子家庭ですからと家内から揶揄されたりもしましたが、諦めることはしません。血の滲むような苦労が続いた14年の末、抵抗性のある菌との共生培養手法を発見しました。この成果はアガリクスの生産を安定させ、豊富な材料の提供をもたらす結果になりました。
がどうしたことか、ガンに悩む方々に提供しても効果はなかったのです。ましてや完治しましたといううれしい連絡など一切なかったのです。長い間苦労して研究したアガリクスは効果を得られず、苦労が徒労になった瞬間でした。

最終章 ヒントの匂いから奇跡の連鎖
北村先生からヒントをいただき、さらなる試行錯誤を重ね、愛飲者の方々から勇気をもらったエキスで、ついに末期肺がん患者が3か月で完治しました。まさに奇跡でした。
ノーベル財団のスウェーデン国カロリンスカ研究所が、選抜チームを作りマウスでガンの抑制実験を行ってくれたことも、私にとっては奇跡というほかありません。東洋の端の名前もわからないような人物が発明したエキスを彼等が自費で研究するなどありえない話なのです。
さらに奇跡は更に続きます。カロリンスカ研究チームの中にアメリカ大統領の顧問医師団の一人でもあったダナ博士との出会いです。ダナ博士は現在は食事療法で末期がんの治療を行っておられます。
ダナ博士から勧められたニンジンのすりおろしとエキスを併用すると、一層奇跡の効果を高めることがわかってきました。ダナ博士ご自身でも愛用いただくほどの信用をいただいています。

~今後~
紆余曲折を踏まえてWPS Fesのエキスは動き出してきました。今後はWPS Fesの関連商品や、SDGsを見据えた商品の開発なども予定させていただいております。一例では、試作品の和風コチジャンは、発売前からご注文をいただくほどの要望です。
また、めぐみのお塩は、高血圧が正常値に戻るのが当たり前なほどです。
最近では素晴らしいスタッフにも恵まれてきました。エキスの効果を更に不動とする良質な水との奇跡の様な出会いも経験させて頂きました。
ベンチャーで始めた株式会社BiOZERO1は非力です。ますますエキスに磨きをかけ、一層多くの皆様の健康に寄与するための仕組みつくりが必要です。そのためには、販売網の拡充は無論ですが、まずは商品群の充実やエキスの応用製品つくりに邁進したく思っております。
この事業組合の設立に関しましてはこの至らないところに是非とも皆様のお力添えをお願いいたします。何卒よろしくお願いいたします。
